水分との関係は？

腎臓の役割

腎臓は体内の老廃物を尿や塩分として体の外へ排出する大切な役割をしてくれます。ちょうど腰のあたりに左右対称に2個あります。

体内で出来る老廃物を尿として腎臓が体の外へ押し出すことが出来にくくなると、様々な障害が起きてしまいます。例えば手足のむくみ。

手足がむくんでいる状態は体内が水分不足を起こしていますよ！という体からのSOSサインです。

むくみとは水の不足により尿の排出が腎臓より上手くいかなくなるためことで、古い老廃物や水分が体にたまってしまっている状態をいいます。

トイレで尿のチェック！

トイレへ行くときにどのような尿が出ているのかをチェックしたことがありますか？例えば、濃い色の尿だと水分不足であることがわかります。水を補給してあげましょう。薄い色の尿の場合は利尿作用の高い飲料の取りすぎです。

カフェイン入りの飲料を少し控えてあげるといいかもしれません。 このほかにも腎臓は水の排出を調節することにより血圧の調節もしています。高血圧の方が塩分を控えたほうがよい、というのは腎臓への負担を下げる意味でもあるんですね。この腎臓が慢性的な病気、腎臓病となってしまうと自然治癒は難しい、と言われています。

日本人でも慢性的な腎臓の病にかかる方が年々増えていっています。 腎臓の病は初期自覚症状があまりないため、普段から定期的な健康診断を受けることが望ましいですね。